横浜産業新聞
larger smaller reset larger
Home arrow 連載/コラム arrow 心のビタミン・一週一話「徹底が差別化 」( Vol.8)

注目記事

先進企業のCSR


広域産学連携


100年企業の条件


MH_cornor


SP_cornor

RSS配信

心のビタミン・一週一話「徹底が差別化 」( Vol.8) プリント
2009/06/08 月曜日 09:58:50 JST

私はいま、小宮コンサルタンツ・小宮先生が主催の経営実践セミナーに参加しています。
2ケ月1回のペースで、日ごろの雑務から離れ、経営の本質を考える時間ともなり、大変勉強になっています。
http://www.komcon.co.jp/

数多くの経営セミナーを参加してきましたが、小宮先生の話は、一味違うものがあります。
小宮先生はずばり本質を言っているからです。
「従業員第一と言っているのは、きれい事にすぎない。
そのような会社はお客様があまり好きではない。
お客様が好きではない会社は、儲かるはずがない。
儲からない会社では、福利厚生も給与もよいはずがない。
まずは、お客様第一。」
私も、長年、悩んできたことがすっきりできた。

前回のセミナーでは、セブンイレブンとローソンの話があった。
セブンイレブン1店舗あたりの儲かりがローソンよりも2割よいそうです。
その差は何か?どのコンビニも「よい品揃え、鮮度、スピード」、やるべきことは皆知っている。
その差は、日常、「徹底」できているかどうかにある。
例えば、あいさつ、商品の並べ方、店員の服装など、些細なことでも、セブンの場合は、徹底している。

なるほど、誰もが「お客様が大事」、「スピードが重要」、などを知っている。
問題は、例えば、昼休み中に、お客様から電話がかかってきたときでも、きちんと対応しているかどうか、です。
小宮先生の言葉を借りると、A(当たり前のことを)、B(バカになって)、C(ちゃんとやる)、できるかどうかです。
小宮先生自身も、13年間、自社のトイレの掃除をやりつづけ、17年間も3年運用日記をつけているのです。
これらABCがきちんとできているからこそ、年間10数冊の本が出版され、セミナーには毎回100人を超える経営者が来るのだと私は思います。
----------------------------------------------------------------------
PR: 当社は2009年度の新卒を募集中しています。
----------------------------------------------------------------------
yan-new.jpg筆者プロフィール
 氏名: 楊 仲慶(ヤン ツォンチン)
 生年月日: 1962年6月1日
 出 身 地: 中国浙江省
略歴:
 1983年7月: 中国浙江大学電気工学部 卒業
 1990年9月: 東京工業大学電気電子工学科博士を取得
 1990年10月: 東洋電機製造(株)技術研究所入社
 1994年1月: 東洋電機製造(株)退社
 1993年7月: マイウェイ技研株式会社設立 (現Mywayプラス株式会社に社名変更)
 1999年11月: 西安交通大学 特聘 教授


 
< 前へ   次へ >

支援企業・団体

連載/コラム

広告主募集

 
ホーム  |  スタッフ募集
Copyright 2004-2007 横浜産業新聞 - 横浜における情報産業の情報発信「ハマビズ」 - All rights reserved.
横浜産業新聞に掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権は横浜産業新聞またはその情報提供者に属します。