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先進企業のCSR(第17回)-いそご法務合同事務所 プリント

異業種交流会でCSRを行う
1社できないことも、集まればできる

■ハマカラ会を5年前に立ち上げ
csr-17-1.jpg顧客サービスの一環として始めた異業種交流会が、会社単位の枠を超え会員による社会貢献活動に発展している。仕掛人は、いそご法務合同事務所(磯子区東町)の小竹一臣代表だ。これまでも行政書士事務所として無料法務相談や成年後見人、また若者の自立支援を行うNPOの顧問を務めるなど、CSR活動を積極的に行ってきた。そのなかで5年前に生まれたのが異業種交流会の「ハマカラ会」だ。
「夜間使用しない事務所の会議室を地域で有効利用できないか考え、おもに取引先関係者による異業種交流会をスタートさせた」と小竹氏は振り返る。スタートしたときは部屋の広さから20社程度の会だったが、回数を重ねるうちに口コミで広がり、参加希望者が増加。現在は120社が会員となった。

■売り手よし、買い手よし、世間よし(三法よしの経営)
交流会が発展したのには理由がある。それは毎月1回必ず開いていること、それに毎回参加者が講師を務めていることだ。講師役になると自社の得意分野や、携わっている仕事の現場の話ができる。さらに参加者にもプレゼンの時間があるので、新たなビジネスチャンスが生まれやすいのである。運営は事務所の職員がボランティアで行っており、これも大きな原動力となっている。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」という近江商人の教えが事務所のモットー、と語るが、交流会もおもに取引先を中心に増加し活発となった。そして自然発生的に生まれたのが地域社会への貢献だ。それも互いのノウハウを持ち寄りCSR活動ができないかというものだった。「1社ではできないことも、複数集まればできる」と考えたのである。
実を結んだのが地元、根岸中学校の学区内の電柱に取り付けた「飛び出し注意」の交通安全プレート。デザインは都筑区の広告会社(顧客)が担当し、電柱の取りつけ申請は同事務所で奔走した。
また、平成18年秋には地元在住の国際ピアニストを招きコンサートを開催した。ボランティアによる運営のためチケット代は通常の半額以下。会場は300名で満席となり、普段コンサートに足を運べない多くの市民が演奏に熱い拍手を送った。さらに新型インフルエンザの予防策についても市役所から講師を招きセミナーを行っている。

■国際交流イベント開催が目標
小竹氏は「ハマカラ会は無理せずに拡大させたい」とし、会を通して地域ニーズをくみ上げ、地元に還元したいとする。次の目標は韓国との国際交流イベント。国際都市横浜として海外と草の根レベルでの交流を図りたいという。
2002年の開業から7年目を迎えるが、CSR活動を行うことで早くから市役所を初めとした行政で知名度を上げ、また金融機関などでも対外的な信用を高めた。横浜型地域貢献企業としても認定されたことも手伝い、わずかな期間に地域に溶け込んだ。「CSRには有形無形のさまざまな恩恵がある」とその活動メリットを強調する。異業種交流の輪がこれまでにない形の地域社会への貢献をこれからも実現しそうである。
(取材協力:横浜市/横浜企業経営支援財団/他)

いそご法務合同事務所:http://www.kotake.net/
横浜型地域貢献企業認定

 
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