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横浜で初の開催-TVF、 3作品が「ビデオ大賞」に |
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TVF、 3作品が「ビデオ大賞」に
日本ビクター主催の「第29回東京ビデオフェスティバル2007(TVF)」の入賞作品の発表表彰式が3月3日、横浜市西区みなとみらいのパシフィコ横浜で行われた。
これまでは東京都内を中心に行われており、横浜での開催は初めて。当初は最優秀作品として「ビデオ大賞」と「日本ビクター大賞」の2作品が選出される予定だったが、審査員の間で「どの作品も甲乙つけがたい」との理由から「日本ビクター大賞」が該当なし、「ビデオ大賞に「漢字テストのふしぎ」(長野県梓川高校放送部)、「Plays the air.」(大阪府・内田セイコさん)、「Fear no Evil(わざわいを恐れるな)」(アルゼンチン・ギジェルモ・コスタンソさん、テレサ・ボーさん)が選ばれた。
世界55の国と地域から過去最多の3491作品が集まり、そのうち海外からの応募は2650作品。審査員のビデオ作家・成安造形大学教授の小林はくどうさんは「とくに中国からの応募が目立った。これまで中国からの応募はプロがほとんどだったが、学生の応募が目立った。中国で急速にビデオが普及している証しではないか」と振り返った。
漢字テストにおける採点基準のあいまいさに着目した「漢字テストのふしぎ」について審査員でアニメーション作家の高畑勲さんは「このような作品を作った高校生に脱帽する」と感想を語り、作家の椎名誠さんは「日本の教育の縮図を見た」と述べた。
メイクアップアーティストを志す女性の夢や不安を描いたビデオドラマ「Plays the air.」には映画作家の大林宣彦さんは「冒頭から人を引き付けて放さないカメラワークが素晴らしい。才能に嫉妬した」と評価した。
イラク・パレスチナ・ニューヨークに住むアラブ人の若者が、アメリカの戦争政策などについて語るドキュメント「Fear no Evil(わざわいを恐れるな)」に関して、ビデオ作家で日本工学院専門学校教員の佐藤博昭さんは「実際に映像を見ることによってニュースから得た情報との考えの差が埋まった。このような力が市民ビデオにはある」と語った。
初の横浜開催について日本ビクターの青木恒夫さんは「当社の発祥の地が横浜で、国際的なイメージもTVFのイメージと合致した」と経緯を語った。横浜市からの誘致もあった。今後も横浜で開催していく方向だ」と話した。
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