先進企業のCSR(第33回)―神奈川県情報サービス産業協会 |
2010/09/14 火曜日 11:48:09 JST | |
8月20日に行われた集合研修は、午前と午後の2部にわかれ、1部でセミナーを開き、2部でグループ発表と参加者の交流会を催した。セミナーは、毎年IT業界で成功した若手経営者に自身の経験を語ってもらい、職業としてのおもしろさを伝えている。 今回のセミナーのテーマは富樫和弘氏(アドバンス)の「波乱万丈のIT戦士」と、田村麻紀氏(アイシス)の「企業が求める人材像」。富樫氏は「創業社長が多い中で、自分は入社15年で社長に大抜擢された。努力すれば誰にでもチャンスがあることを学生に伝えたかった」と語る。 ちなみに、富樫氏がセミナーで話のなかに盛り込んだのが「わくわく」という言葉。「どんな仕事でもつまらないと思ったらおしまい。どうすればおもしろくなるのか、目標を立てたりプラス思考で日々工夫したりすれば、必ずわくわくしながら仕事できるようになる」と狙いを語る。
集まったインターンシップ生は34名。就職環境を反映してか例年の3割増しで、なかでも情報処理系の学生が目立ったという。交流会はロイヤルウイングの船上でティーパーティとして行われケーキバイキングなどが学生に人気だったようだ。
■12月にはクリマスパーティを開催
当日は、気取らずざっくばらんに楽しめるよう浴衣での参加を奨励し、船上の貸し切りルームで食事をしながら"浴衣でアピール高感度NO1コンテスト"なども行った。担当する企業経営委員会の前山浩志氏は「これまでトップ向けにゴルフコンペや情報交換会があった。しかし企業の財産は社員。そこで6年前から若手社員が交流できるよう8月にディナークルーズ、12月におしゃれをして参加するクリスマスパーティを行っている」と説明する。
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