最近、「ビジョナリー・カンパニー２」を読み直しています。
本書によれば、よい企業を偉大な企業に変えるために、必要とするリーダーの素質はは次の２つだと言われます。
その１、個人としての謙虚さ
つまり、自尊心の対象を自分自身にではなく、偉大な企業を作るという大きな目標に向けている。
我や欲がないのではない。それどころか、信じがたいほど大きな野心をもっているが、その野心は組織に向けられていて、自分自身には向けられていない。
その２、職業人としての意思の強さ
つまり、極端なまでの不屈の精神、禁欲的なまでの決意によって、偉大な企業を飛躍させるために必要な点は何であれ、実行する姿勢をもっている。
例えば、能力がなければ、兄や弟を解雇することも辞さない。
よく考えてみると、２つとも、性格的な色合いが濃く、しかも一見矛盾した組み合わせを特徴としています。
謙虚だが意思が強く、控えめだが大胆なのだ。
これまで、多くの経営者と付き合ってきましたが、これに照らしてみると、納得します。
また、自分自身のことと照らしてみると、１は合格点にあります。
２は情けによって流される部分があり、意思の強さが不十分だと分析しています。
わが社を偉大な企業に飛躍させるには、２の特徴をもったパートナーが必要だと痛感しております。
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筆者プロフィール氏名： 楊 仲慶（ヤン ツォンチン）
生年月日： 1962年6月1日
出 身 地： 中国浙江省
略歴：
1983年７月： 中国浙江大学電気工学部 卒業
1990年9月： 東京工業大学電気電子工学科博士を取得
1990年10月： 東洋電機製造(株)技術研究所入社
1994年1月： 東洋電機製造(株)退社
1993年7月： マイウェイ技研株式会社設立 （現Mywayプラス株式会社）
1999年11月： 西安交通大学 特聘 教授