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心のビタミン・一週一話「愛するとは」( Vol.2) プリント
2009/04/20 月曜日 10:59:54 JST

先週、中国映画「初恋のきた道」をDVDで見ました。
オザキ・エンタープライズ社、尾崎真澄さんから、「感動するよ!」と勧められたからです。
案の定、いくつかの場面で、涙を抑えることができなかった。

映画は、町に出ていた青年が父の訃報を聞いて村に戻り、 葬儀の方法にこだわる母親を説得しようとする場面から始まります。
なぜ母親がそれに拘るのか、そのわけを解くよう、母親と父親のなれそめを追想していく恋物語である。
舞台は1950年代、河北省の農村へと移ります。
その村の少女(青年の母親、18歳)が町からやってきた教師(青年の父)に一目ぼれになった。
台詞は多くないが、少女の純粋な恋からでてきた行動がしみじみと胸に来て、感動の涙をさそったのです。

校舎を建てる場面。
男たちは建築現場で働き、女たちは弁当をつくることになった。
少女は青年教師に、自分が作った弁当を食べてもらえるように、彼が座る場所、食べる順番まで調べ、あの手この手を尽くしたのです。

青年教師が、政治に巻き込まれ、馬車で町に出る場面。
少女が餃子を届けようとして、山を越え、川を超え、青年を追いかける姿は、本当に感動的でした。

好きということは、無条件にその人に尽くすことであり、それは、言葉よりも心であり、行動であることを改めて感じた。
そして、これこそ、人々を感動させてくれる愛なのです。
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yan.jpg筆者プロフィール
 氏名: 楊 仲慶(ヤン ツォンチン)
 生年月日: 1962年6月1日
 出 身 地: 中国浙江省
略歴:
 1983年7月: 中国浙江大学電気工学部 卒業
 1990年9月: 東京工業大学電気電子工学科博士を取得
 1990年10月: 東洋電機製造(株)技術研究所入社
 1994年1月: 東洋電機製造(株)退社
 1993年7月: マイウェイ技研(株)設立
 1999年11月: 西安交通大学 特聘 教授
 
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